結婚相談所の会員名簿を使った詐欺事件 [お見合い結婚]
結婚相談所の会員名簿を使い総額2億円の詐欺事件
つぶれた結婚相談所の名簿を利用し、元会員から債権回収と称してお金を騙し取ったという記事がありました。
なぜ、会員名簿が外に出たのか?
なぜ、元会員がお金を払ったのか?
疑問は残りますが、今後同じような事件がないとは限りません。
その結婚相談所がいかに会員の個人情報をずさんに管理していたかを物語るものです。
もし、結婚相談所に戸籍謄本を提出していたら、家族にも被害が及ぶ可能性もあります。
いま、マル適マーク(CMSマーク)を取得している結婚相談所は絶対に戸籍謄本を要求しません。
いまは「独身証明書」の提出が一般的です。
戸籍謄本の提出を求められたら、よく考えて、安易に出さないようにしましょう。
結婚相談所に入会するには、ある程度の個人情報は出さざるを得ませんが、その管理体制を確認することは、自己責任ということになります。
勿論、マル適マークを取得していなくてもきちんとしている結婚相談所もあると思いますが、取得している結婚相談所は、個人情報の管理に関して第三者のチェックを受けているという意味では、安心材料の一つになると思います。
結婚相談所を退会する時には、提出した住民票や独身証明書(戸籍抄本)等を必ず返してもらいましょう。
また、システムとして退会時に提出書類を返すことになっているかどうかも確認しましょう。返してくれないところもあるようです。