お見合いの極意(男性向け) [お見合い結婚]
しゃべるな!しゃべらせろ!!
これは、接客の極意です。
以前勤めていた会社で教わったことですが、これがお見合いの時にも共通していると思います。
お見合い時に男性が陥り易いのは、とにかく何か話さないといけないと思い、自分のことを一生懸命話してしまうことです。自分のことをアピールしているつもりで、逆に引かれてしまいます。 相手を疲れさせます。
これでは会話になりません。キャッチボールがないと楽しい会話になりません。
一方的に話して、話すことがなくなって気まずい雰囲気になり、次も会ってみようとは思われなくなり、交際にならない。
最悪のパターンです。
逆に、身上調査や面接みたいに相手の仕事や家族のことを根掘り葉掘り聞く男性がいますが、これも最悪です。
相手の女性は楽しくありません。 交際にはならないでしょう。
しゃべるな!しゃべらせろ!!
では、どうすれば良いのか?
ただ黙っていても相手はしゃべってくれません。
まず、せっかくご縁があってお見合いしているのですから、相手がどんな人か? 興味を持って相手のことを引き出すことを考えましょう。
相手がどんなことに興味を持っているか、まずそれを知り、それを深く掘り下げることが大事です。
例えば、「最近、何かはまっていることとか、興味を持っていることとかありますか?」
「休みの日はどんなことをしています? またはこれからしてみたいこととかありますか?」と投げかけます。
何か答えが返ってきた時に、自分には興味ないことだからといって、「ああ、そうですか。」で終わってはダメです。
せっかくですから、興味を持って中身を聞いてみましょう。
それも人生勉強です。 自分の知らないことが聞けると思えば楽しいでしょう。 そう思いましょう。
相手が興味を持って聞いてくれれば、相手も話すのが楽しくなります。
自分の話を楽しく興味深く聞いてくれる相手に好意を持つのは自然なことです。
接客は自分を売り、最終的には商品やサービスを売ることに繋げます。
お見合いは自分を売り、交際に繋げることが目的です。
「自分を売る」とは、自分のことを説明することではありません。
良い接客とは、商品説明だけをすれば良いというものではありません。
相手を楽しくさせてください。 そうすれば次に繋がります。
その為の「しゃべるな!しゃべらせろ!!」です。
仲人が一対一で親身にお世話します。 全国仲人連合会(東京)